【面接対策】過去の成功は転職先でも再現できるか?再現性を意識して成功体験を伝えよう。
過去の成功体験を、転職した後も何回も成功させますと言えたら。
転職面接でアドバンテージを確保することができます。
過去の成功体験を教えてくださいと聞かれたら何と答えますか?
成功体験もわからないし、それを再現できるかもわからないよ。
エンジニアの皆さんがいつもやっていることを伝えることで、未来の上司である面接官に深く印象付けることができます。
一緒に考えていきましょう。
過去の成功体験について考える
過去の成功体験を教えてください。
面接で質問される鉄板のネタです。
〇〇製品のチーフエンジニア(CE)をやって〇〇製品を立ち上げることができました。
なんて大きな成功は必要ありません。
エンジニアであれば毎日のように行っているスケジュール管理そのものが成功体験です。
自分に成功体験なんてないよ。。。
3年以上エンジニアとして働いているなら、成功させたプロジェクトが必ずあります。
一緒に考えていきましょう。
試作部品でも自分が作った部品が出来上がれば立派な成功体験
製品開発になくてはならないのが試作品です。
エンジニアになり立ての場合、試作品の作成を任されることが多いのではないでしょうか。
ここでは試作品の作成を例にして、プロジェクトの成功体験を伝えましょう。
他の成功体験を伝えたい場合は他の成功体験に置き替えて考えてください。
試作品を開発品に組み込む
試作品を作成する際には何に気を付けましたか?
具体的には下記のようなフローで開発を進めたのではないでしょうか?
- 試作品の完成が必要な日程を確認
- 発注までに必要なことを検討
・仕様検討
・形状検討
・必要な解析を実施
・レビュー(検討結果を上司に報告)
・納期確認 - 試作発注
上記のフローを意識して仕事を進めていることを説明することで、自然に仕事を主体的に進めることができているとアピールできています。
また、上記のフローは部品や職場が変わっても同じ手法を活用できるので再現性もアピールすることができます。
成功体験が思いだせない時は、リストを見ながら考える。
成功体験が思い出せない。
そんな時は次のリストを見て思い出してみてください。
- 3Dモデル作成&解析から図面作成
- 日程作成&リカバリー
- 市場での不具合を解決
●3Dモデル作成&解析から図面作成
製品設計をする中でCADを使った3Dモデルの作成をしていると思います。
設計の要件を満足できるか数種類の解析を使って確認をしているはずです。
- **解析を実施したが目標を満足できない。
→形状変更して目標重量と強度を満足する部品にできた。
→開発ステージの試作に部品を間に合わせることができた。
●日程作成&リカバリー
日程作成はどのように考えていますか?
多くの方がガントチャートを使って日程を組み立てるのではないでしょうか?
製品の生産開始日を一番左側に置き、左詰めでやることを書いて日程を作成した。
●市場での不具合を解決
市場で発生した不具合は即改善が必要です。
不具合を解決するためには誰かの力を借りて仕事を進めたのではないでしょうか?
不具合品をみんなでよく見て、必要な調査を決めて分析チームに依頼して、問題が何か特定して対策を決めます。
対策品の納入は試作品の納入と同様にガントチャートを作成して最短日程で対策できた。
【まとめ】
エンジニアの転職面接で成功体験を伝えるときは、その成功体験を新しい職場でも再現できることを伝えましょう。
再現性高く成功体験を得るには、下記を意識してお話しましょう。
- 仕様の決定方法…解析を繰り返して目標数値を満足する仕様を作成したこと。
- 日程管理方法
- チーム(人を巻き込んで)で仕事をすること。
以上を伝えることで、転職先の職場でも同じ成功体験を繰り返すことをアピールできます。
意識して面接対策をしていきましょう。