【面接対策】エンジニアの転職面接では、やってしまった失敗をどんどん自慢しよう。
会社での失敗は、対策をしてサービスや製品にたどり着いているはず。
面接では乗り越えた失敗が大きな武器です。
面接での話し方を一緒に勉強しましょう。
どんな失敗にも価値がある。
職場で発生する失敗は様々です。
昔から繰り返されている失敗。
新しい仕組み(構造)を取り入れたことで発生する失敗。
いろいろなものが混ざっています。
今は面接をする側の面接官もかつては皆新人です。
歳の数だけ経験してきた失敗も多くあり、完全な対策ができなかった失敗や仕組化できていない失敗があるものです。
そんな面接官こそ、対策まで完成させた失敗は価値を感じてくれます。
面接では積極的に発言し、注目を浴びましょう。
面接をしている未来の上司もいくつもの失敗を経験をしている。思いっきり共感してもらいましょう。
面接中は面接官をしている未来の上司も、面接が終わればひとりのサラリーマンです。
日々の仕事の中で自分の失敗や同じグループの中で起きた失敗等、様々な失敗を経験しています。
職場は違っても失敗の内容は似通っています。
心の中で思いっきり共感してくれています。
失敗は挑戦のあかし
失敗したのは、挑戦をしたということでもあります。
予期せず失敗することが多いと思いますが失敗がおきてしまった後であれば、なぜ失敗してしまったのか、何に挑戦した結果失敗してしまったのかわかると思います。
失敗を面接で伝える際の例を見てみましょう。
【例】コスト・重量低減を目標として強度低下
コスト・重量を少しでも低減するため**部品はできるだけ小さく・軽く作りました。
強度解析をした結果**部品を現行品よりも10%軽く作ることができました。
耐久評価をする中で、使用条件が変わっており、その部品にかかる力が想定よりも大きくなっていたために、部品が壊れました。
**部品を作り直し、軽量化は5%程度にとどまりましたが、新しい使用条件を解析の閾値として取り入れることができました。
【例】既存部品を流用したら他の部品が変更していて使用条件が変わってしまった。
〇〇製品の**部品は使用条件の変更もないため既存部品を流用しました。
製品の試作品が出来上がってみると関係**部品に関係する部品が変更されており、**部品にも影響があることが分かりました。
試作ステージ中に発覚したため**部品を新しく設計し量産には改良品を入れることができました。
自部品のデザインレビューをする際には、関係部門にも参加してもらうことでリスクを低減できるよう仕組を整えました。
チームで解決した失敗も自分の手柄にしてしまおう
仕事は一人では完結しません。
チームで達成した仕事も自分の貢献があってこそのはず。
チームで解決した失敗も自分のやったことに加えましょう。
【その他具体例】機械系エンジニア失敗あるある
〇人に関する失敗
- 誰がやるか明確になっていない仕事が炎上
- 会議が終わらずだらだらと延長
〇ねじ・ボルト・スクリューに関する失敗
- ボルトが使用中にゆるむ
- ボルトが折れる
- ボルト座面が陥没する
〇その他設計的失敗
- 部品と部品をつないでいたステーが折れる
- シール部分からの液漏れ
- 不快な音の発生 等